この世で尊敬すべき人
この世で尊敬すべき人がいる
皆様にもそれぞれの中でリスペクトしている偉人が居るであろう。
ただ私の中で尊敬すべき人は目の前にいるのかもしれない。
そこらの普通の人の中に多数紛れているのかもしれない。
それはどういう人なのかを、ずばり書き記そう。
これを昔から実行しようと考えているのであるが出来たためしがない。
夜中に仕事などが滞って、やむにやまれず各種のお菓子の袋に手が伸びる。
勿論、色々な葛藤と考察と己との対話を経ての行動である。( と、確信している。)
そしてそれを開ける前に、最終確認として自分によく言い聞かせる。
今の時間から口に入れるものはすべて毒である。
そうきちんと自分の頭の中に理解させてから袋を開ける。
袋を開けている時点で既に話が終わっているのという
極々真っ当な方たちの異論は一切受け付けない。
それらを食べているうちに「 ダメだダメだ 」と考えるが
気付けば道半ばを過ぎ、袋の奥底へと最終地点というべき場所に向かっている
「 これ以上食べたところで残りの方が少ない 」よって結果は変わらないだろうと
自分自身の悪魔との対話を済ませて、全て平らげられてしまう。
「 カロリーは控えめにしないとなぁ 」と、満腹中枢を刺激された脳みそと会話する。
この葛藤の最中だが、滞っていた仕事が進んでいるかといえばそれほど変わっていない。
むしろ食べている間、全く進んでない時の方が多い事は計測こそしてないが多い。
己の減った人生の時間と、明日にでも増えるであろう体重の事実に困り果てる。
世の中には夜に全く食べ物を口にしない聖人がいる。
ポテトチップスの袋を開け、五~六枚を口にし、口を閉じて持ち越す聖人がいる。
カップラーメンを買ってきて、その賞味期限が切れそうになっていることに気が付き
仕方がなくそれらを、真っ当な時間に程よく口にして過ごす聖人がいる。
生まれ育った環境なのだろうか?
それとも自分自身が背負った十字架なのだろうか?
そういった方には私は尊敬という言葉しか向ける言葉を持ち合わせていない。
例えばこの人たちからアドバイスを受けてこうすればいいよと
有り難く言葉を頂戴したとしても、元気に返事をし誓いを立て帰宅するが
一週間後には袋に手が伸びていて、二週間後には体重に反映しているような気がする。
時間と金を使って、贅肉を買っているのを理解している冷静さと愚かさに嫌気がさす。
世の中で買ってはいけないものがある。
自分の時間をいたずらに減らすものと、不規則に体重を増やすものである。
この真実に気が付き、改善したいと願うだけ私も人間ができたと考えたいと思う。
この内容を読まれた方がどれだけ「 ダメな奴だなぁ 」とバカにできるのかを知りたい。
理屈はとうの昔からわかっているのである。
そして、こういった発言をする人間を、密やかに微笑む方に行けることを望んでいる。
もう、かなり昔から・・・・・・(笑)