人生のピンチになった時に二つの道があると思うのです。
● 安全で平坦、今のままの無難な道。
● 安定は無く危い、どうにも先の見えない茨の道。
大抵の人の場合は、この2つないし、3つに分かれると思う。
しかしこれ以上に、分かれようとも最終的には
2つの道になんとなく、絞られるであろうと思う。
その2つの道から、どちらへ行こうかと迷うだろう。
常識的にみると、安全な道を行くのが正しい。
確実に人に聞いたりするとそう言われると思う。
しかし、あなたは迷うと思うのです。
なぜ迷うのかというと簡単である。
その危うい道が、あなたにとり非常に魅力的で
本当はそこへと行きたい道だからである。
そこへ行くと危険なのは理解できているのです。
周りからの意見はやめておけの一点張り。
親などは選択肢自体が、間違っているという始末だったりする。
ここで人が言う「 やめておけ 」という理由も、いくつかある。
あなたが本当に無謀でありえない挑戦をしようとしてる時には
やはり知り合いであれ、友達や親などは止めると思うのだ。
この場合は普通だと思う。
しかし、コレに他の意思が加わると大きく間違うのだ。
「 妬みや嫉み 」 などである。
あなたが手の届かない所へ行く。
肩を並べていた友達が、本気の気概を見せようとしている。
バカにしていた存在が、己を超えていくかもしれない恐怖感。
こういう人が自分の身近であるほど、選択肢を妨害し
そしてあなたは、どちらに行こうかと選択の困難な状況に置かれる。
世の中に簡単で、面白くリスクのない事がある。
その一つに、人の人生に口を出す事である。
コレを解説するまでもないですよね。
それは自身の発言には全くリスクがなくて、思い通りに人を操り
しかもその後の事は、一切放置で責任まで取らなくていいと言う。
それでいて、非常にリターンが大きい。
自分が思った通りになった時には、己の手柄となるからである。
「 なぁ、言った通りだったろう 」と言い切る。
逆に挑戦した人が失敗したらどういうだろう。
これも、同じセリフをいうのである。
「 なぁ、言った通りだったろう 」
何の実りもない言葉を、あなたに贈るだろう。
これほどに自尊心を満足させ、美味しい話はないだろう。
文字通り左うちわで、座っていて収穫を得れる瞬間である。
ここで失敗をした方にお伝えしたい。
失敗をするには、どうすれば良いのか?
それは挑戦しなければ、一切出来ないのです。
あなたは挑戦した事実があるのです。
あなたは前を向いて進もうとし、そして心半ばに座り込んでいる。
そこから先へ進むべきか、進もうまいかと迷い行きあぐねている。
今、ここで素直に戻れば、平坦な道をたどれ元に戻れる道
このまま行けば、得た事のなかった爽快感を得れる山を越える道。
目標は見えていて、正解は自分の中にある。
こんな幸せな人に会ったら、笑顔でエールを送りたい。
私は、非常に場に流されやすく、単純な行動をし移ろいやすい。
そして時に、危ういと思った方向へ舵をとる事が多々ある。
周りからは、非常に愚かな行動だと散々言われてきたのです。
無難な道に時間を使いたくなかったのです。
ただ、賢くない選択肢を色々と選ぶなぁと思ってました。
しかしある本をみて、驚いた事がある。
私が尊敬している岡本太郎さんも、同じ考えを持っているそうである。
無難な道と、誰もが選ばぬ道があった時は、茨の道へ。
ということは、岡本太郎さんは愚かなのだろうか?
誰もがそう思う事はないはずで、バカにすることはない。
ここで言いたいことは「 私ってこんな考えで素晴らしいでしょ 」
と言っているのではないと付け加えておきたい
話を戻そう。
危うい道を選ばず安全な道を選んだあなたがいたとしよう。
その安全な道を歩き続け、平坦な道をまっすぐと歩くとする。
その歩いている長い道のりの間で、あなたは何度も考えるだろう。
あちらの道は、どんな人生が待っていたのだろうか?
あちらの道で、続けていたらもっと有意義な人生だったのでは?
あちらを道を、少しでも進んでおけばよかった。
無難に人生を生きるなと、言い切りたいのではありません。
常に攻め続けろと、はっぱをかけたい訳でもありません。
私はコレを読まれている、あなたの人生をかき回す気はないです。
ただ、この考えにいたり、この先ずっと自分が行きたかった方向へ
向かわなかったんだろうと、後悔をする人間にはなってほしくないのです。
選ぶということは、同時に捨てるという事になります。
どちらがいいとか悪いとかではないのです。
世間体とか、名声や年収などは大切です。
平坦と呼ばれる道を、卑下するつもりなど全くありません。
その場所へ行くことを、皆は喜んで祝福してくれると思います。
選択するということは、いつもそういうことなのだろうから。
茨の道を行こうとすると、それと止める人は絶対にいます。
それを止める理由は申し上げたようにいくつかの種類があります。
その道の先に何が待っているかは人それぞれ。
非常に困難な道へとなると思います。
褒められる道を選びたかったのかな?
茨の道を選んだ方へ
そこを選んだあなたを、私は褒める事はしません。
なぜなら褒められたいが為に、そこに行くのではないと思うのだから。
茨の道もトゲをしっかりと見て、足元を確認し少しずつでも進んでいけば
目の前の景色は、どんどんと変わってくると思います。
と言うか、道があるだけマシなのです。
ない場合は作りながら、着実に行かないとダメなので時間がかかります。
でもその満足感たるや、格別のものであると思います。
時間はかかるので、楽しんでいくのがいいと思います。
人生は有限で短いと人は申されますが
私は好きな事を見出し、実らせるには結構な時間があると思います。
是非ともあなたの新たな道を作っていただきたいと思います。