散髪屋さんに6年間行ってない男の話

散髪屋さんに6年前に行ったお話

 

前に散髪屋さんに行ったのが、記録によると6年前である。

なぜ覚えてるのかというと、その時に特別なイベントがあったからだ。

https://youtu.be/B1C5Bdr5s3Y

それ以来、今も散髪屋さんに行ったことがない。

 

この人はどんな長髪なんだろうと想像された方は間違いです。

私より短髪の同年代はあんまりいないだろうというぐらい短髪である。

ではどうしているのだと聞かれそうだが非常に単純なのである。

 

自分でザックザク切っております。

 

自分でって、どんな仕上がりになるんだと想像するかもしれませんが

非常に滑稽な姿には、今現在も大変残念なお知らせなのですがなっておりません。

いや・・・なってないと信じているのですが・・・。

ごく普通に粗はあるかもしれませんが、近寄ってマジマジと見ないとわかりません。

分かる人には簡単にわかるかもしれませんが、それ程に見た目重きも置いておりません。

笑われたりバカにされたとしても、どこ吹く風です。

 

しかしその前はさらに数十年、散髪屋さんに行ってません。

6年前に行った散髪屋さんの、その前に行ったのは確か中学以来である。

それでもなんとか社会人で、自分で切っていても馬鹿にされることはなかった。

いろんな場所に行ったが髪型で指摘されるようなこともなかった

まあ今もそうだが、呆れられて言われてないだけではないと信じておこう。

 

なぜ髪の毛を自分で切るのか?

単純明快な一言でいつも答えている。

 

お金がもったいない。

 

これは髪の毛を職業にしている方に対して挑戦しているのではありません。

彼らの職業は人の見た目を今より整え、その人の魅力を引き出して

更なる色々な幸せをもたらす素晴らしき仕事です。

気を悪くされないでいただきたい。

 

私のお金をかける場所が、単純にそこでは無いからである。

 

車なんかどうでもいい。

スマホなんかどうでもいい。

椅子なんかどうでもいい。

 

これの同列の並びの中に私は 「 髪の毛なんて短かったら良い。」

そういう風に位置づけしているだけである。

 

普段どうしているかと言うと、掃除機にアタッチメントをつけたバリカンで

髪の毛を吸い上げながら短くして行き、適当に揃えるものである。

 

そんな事を言いたいのか?と言われそうだがそうでは無いのです。

 

最近、散髪屋さんの髪の毛を切る値段が異常に安くなってきた。

10分以内で切ってもらえて、1000円前後の値段なのである。

 

家で髪の毛を切る工程を書き記したい。

頭を洗う ➡ 髪の毛を切ってみる ➡ もう一度洗って様子を見る

少し長いところを発見する ➡ それを短くしてみる ➡ 鏡で確認してみる

長い場所を発見し、もう一度切り足す。 ➡ 最終確認を家族にしてもらう。

 

ようやく完成である。

この時間は1時間弱ぐらいである。

何が言いたいのか?

 

時間とお金の使い方としては正直、正しいのかと言うと分からない。

暇な時にするのでいいのかなと思うのだが、ここまで安くなると少々ぐらついている。

 

しかし・・・

  1. 外に出て髪の毛を切ってもらう。
  2. 洗髪は別料金となるのでそのまま帰宅する。
  3. その切った髪の毛が落ちないように家の中で気を使いながら
  4. そっと洗面所で服を脱ぎ、服に付いていないかを確認して
  5. 付いている場合はコロコロなどで速やかに捕捉する。
  6. 頭を洗面所で洗い終える
  7. 帰宅時に通った家の中をコロコロを持って確認作業をする。

それらを考え、すべて含めると、はたしてそれが正解なのかなと思う。

 

「 たったの1000円程度だせよ 」と、苦笑されながら人には言われるのだが

切っても切っても延々と伸び続けて、どれだけ整えてもあざ笑うかの様に数か月でボサボサになる。

それを己の懐の大切な1000円を出し、見栄え良く整えるのがなんだか惜しいのである。

その1000円があれば、私は断然家族に使いたいと思う人間なので未だに踏み出せないのです。

 

最近家族から「 切ってくれば? 」と言われることもある。

「 そうだねぇ 」と言いながら、今日も掃除機をクローゼットより召喚し

トイレ前のコンセントに伸ばした掃除機のプラグを差し込む。

髪の毛を切る値段が今後500円になったとしても、私は迷っているのかもしれません。

 

自分の時間対価に関する非常に大切なお話と、単純に貧乏性の男の話でした。

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